夢も目標も見失った
朝起きて、仕事に行って帰ってきてご飯を食べてお風呂に入って寝る。
特に趣味もないし、でかけるのも億劫でスマホを見てたら終わる休日。
ああ私。毎日なにしてるんだろう。
私っていったい何者?
こんにちは!くろねこです。みなさんは楽しく毎日を過ごしていますか?私は最近特に頑張りたいこともなくて冒頭部分のような毎日を過ごしています。
大人になると日々の中での発見や驚きが徐々に薄れてきますよね。 ただただ消耗していくような毎日に疑問を覚える人も少なくない はず。
人とかかわるのは好きで接客業をずっとやっていますが、毎月決まって出かけたりするのはめんどうで、割と多くの時間を家で過ごしています。
趣味は多いほうですが、プロフィールにも書いてある通り飽き性です。
そんな私なので、SNSで同年代の長年の夢をかなえて輝いている女の子たちを見るとどうしても今の自分と比べて劣等感に駆られてしまうのです。
「どうして自分はなんに対しても中途半端なのか」
「昔から好きなことをやり続けていれば今はもっと違っていたかもしれない」
「ただ毎日のサイクルを繰り返して、将来どうなってしまうんだろう」
どんどん心に闇が立ち込めてくるとこんな考えにも至りました。
「私は誰からも必要とされてないんじゃないか」
「私が生きていることになにか意味があるのだろうか」
何気ない毎日を繰り返せているという幸せ者のくせに、こんな暗い感情に苛まれてしまう。そんな自分が嫌いで仕方ありませんでした。
わたしらしさを知るマイノート


そんな八方ふさがりな気分に浸っていた私は一冊の本に出会いました。
わたしらしさを知る マイノートのつくりかた人と比べるのではなく、
「昔の自分」と「今の自分」を比べられるようになった!
2004年から、55冊のマイノートを続けている
整理収納アドバイザーのEmiさんが実感していること。*なんとなく毎日が過ぎていく、私って毎日何もしていないのかな?
*いつも買い物に失敗して、自分の「モノ選び」に自信がない…
*自分の時間がなくていつも家事に追われている
*仕事がうまくいかず、会社を辞めたくなった。そんな方にぜひオススメしたい
自分の好き! が詰まった、
わたしらしさを知る「マイノート」のつくりかた。日々の暮らしので、
ちょっと落ち込んだり、自信がなくなったとき、
わたしらしさが詰まった「マイノート」を見返すと、明日もがんばろう! と思えるはず。この本では、
作り方の細かい手順に加え、
Emiさんの55冊のマイノートの中身も大公開!
また、マイノートを実践している11名の方のノートもご紹介。読み終えた先には、
「なんだか私にもできそう! やってみたい! 」と思える内容の1冊です。引用:https://www.amazon.co.jp
今の私にドンピシャの内容ですね。
個人的な意見ですが自己啓発本は「自分を奮起させる」「自分を変えてみる」という印象でなんだか苦手で手が出しにくかったのですが、この本は「今の自分と向き合う」「立ち止まって考えてみる」といった感じがしたので読んでみようかなあという気になりました。
自分の好きなものや心が動いたものを書き込んだりする言うなればスクラップブックのようなものです。
小さい時に雑誌や広告の切り抜き、ラッピングに使われていた包装紙やリボンなんかををお気に入りのノートに貼り付けて遊んだりしませんでしたか?
マイノートはその大人版で、好きなものを詰め込んで終わるのではなく、その時自分がどう感じたのか、それをきっかけになにをやりたくなったか、どうしてそれが目に留まって好きだと感じたのかを細かに書いていきます。
他にも雑誌を見てほしいと思った服を切り取ってノートに貼ったり、テレビを見ていて気になったレシピをメモしたり、お友達からもらったメッセージカードを貼りつけて感想を書いたりと、とにかく思ったことや感じたことをどんどん書いていきます。
マイノートで重要なのは見返すことだと本に書いてありました。その時のことを整理して自分の気持ちと向き合うのも大切ですが、見返すことで「私結構頑張ってんじゃん!」とか「この時やろうとしてたこと、まだ実践してないからやってみよう!」と昔の自分を振り返ることができます。
誰かと自分を比べるのではなく、今の自分と昔の自分を比べることができて感じる必要のない劣等感ともおさらばできるようになります。
マイノートを書いてみた
私もさっそくマイノートを書いてみました。
プライベートなことを書いているので載せられるページを抜粋しています。
ここは何を書くと決めるのではなく思ったこと、感じたことを自由に書いてみる。
実は今回この記事を書こうと思ったのはこの海外ドラマのおかげです。
その下と左のページは最近買った化粧品についてです。
新しもの好きなので昔から固定せずに色々な化粧品を使っています。なぜ買ったか、使い心地や肌の状況を忘れないようにメモしています。ほしい化粧品のことも忘れないように雑誌から切り抜いて貼り付けています。
好きなお店の情報やイベントの日時も思い出とともに書いていく
門司港に行ったときにたまたま開催されていた雑貨屋さんのフリーマーケット。雑貨が好きだという自分に向き合うことのできるページに。
このページを作るまですっかり忘れていたイベント情報もありました。
大きすぎるパンフレットは自分が見返したときに情報がわかればいいので必要だと思ったところだけ切りとって貼り付けています。
たまりがちな半券も整理できる
映画の半券やイベントのチケットなんかが捨てられない!なんて人はたくさんいるのでは?私もその一人…。
ポーチの中に入れっぱなしだった半券の整理にマイノートを活用してみました。
横に感想を書いていて「あれ?私結構映画観てたりして充実してるじゃん?」なんて思うこともできました。
SNSのように人に見られることもないので自分の思ったことを素直に書いていけます。
マイノートを書いてみて


毎日同じことの繰り返しだと思っていた自分でしたがこうしてノートを書いてみると実はそんなことはなくて、遊びに行ったりしていなくても職場の人を見て素敵な人だなと思ったり駅のホームで見かけたポスターを見て綺麗だなと思っていたり、毎日の中でやっぱり何かを感じていることに気が付くことができました。
自分の感じたことをノートに書くことでその瞬間に立ち止まって見ることが自分の救いになりました。
少し大げさかもしれませんが 誰かに自分の不安や不満を埋めてもらうのではなく、自分自身で自分の人生に意味を見つけることができる 。私にとってマイノートはそんな新習慣になりました。
以前スマホのアプリで画像付きで日記をつけていましたが断然手書きのほうに魅力を感じました。
自分で書いた後にページを見返して得られる達成感。ぺらぺらとめくる紙の感覚。好きなマスキングテープやお気に入りのペンで彩られたノート。
見るだけでテンションが上がりますよね。
「手軽に済ませたい」「字を書くのが苦手」という人はスマホでももちろんいいと思いますが、手書きの良さをぜひ一度感じてほしいです。
【書いてみたいけどそんな暇ないし…。】【はじめは楽しそうだけど続かなさそう…。】と思っている方はぜひ本を読んでみてください。詳しい書き方や続け方のコツも書いています。
私は書店で購入しましたが、Amazonのkindle版だと1,037円で読めるみたいです。
私みたいに毎日の繰り返しに飽き飽きしている方、ぜひマイノートを書いてみてくださいね(*’ω’*)
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