【登録販売者が教えます】インフルエンザでも飲んでいい市販薬

なんでもいいわけじゃない。市販薬の選び方。

 

寒くなってきましたね。温度差の激しいこの時期に油断すると風邪をひいてしまう人も多いのでは?

 

…ちょっと待って。なんだか節々は痛いし、寒気がひどい…。あれ?熱が38℃もある!

 

もしかして…インフルエンザ⁉

 

病院に駆け込もうにも運悪く営業時間外だったり、行けたとしてもインフルエンザの症状が出始めたばかり(発症12時間以内)だと検査で陽性反応が出ない場合も。

 

 

こんなときに役に立つのが市販薬ですよね。

 

くろ
ドラッグストアでお薬を買おう!

 

しろ
どのお薬でもいいのかな?

 

というわけで今日は…

現役登録販売者が「インフルエンザのときに飲んでもいい市販薬」を紹介します。

 

 

インフルエンザの市販薬選び

 

まず大前提にお話ししたいことは市販薬でインフルエンザは治りません!

インフルエンザウイルスに効果的な市販薬は販売されていないのです。

 

市販薬にできることはインフルエンザのつらい症状をある程度抑えるということだけです。ですから市販薬を飲んで熱が下がったからと言って治療をおしまいにするのはやめてください。

 

市販薬の服用はあくまでも応急処置です。必ず病院に診てもらってください。

 

 

パッケージで確認

簡単にパッケージで購入できるように商品を列挙していきます。

お薬が見つからない場合は画像を店員さんに見せてくださいね。

 

 

まずは何も食べてなくても服用可能なのがこちら。

【第2類医薬品】武田CH タイレノールA 20錠

 

年齢
1回量
1日服用回数
成人(15歳以上)
1錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
15歳未満
服用しないでください。

 

胃に負担がかかりにくいやさしい処方になっているので、空腹時にも服用可能です。

しかし風邪のときは胃粘膜も弱っているのでよほど食欲がない以外はおかゆなど何か食べてから服用していただきたいです。

 

 

お子さんにはこちら

【第2類医薬品】小児用バファリン チュアブル 12錠 ライオン

 

年齢
1回量
1日服用回数
11才以上~15才未満
4錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
7才以上~11才未満
3錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
3才以上~7才未満
2錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
3歳未満
服用しないでください。

 

 

アセトアミノフェンというやさしい処方になっているためお子さんでも服用可能です。

錠剤が苦手なお子様も口の中で溶けてくれるチュアブル剤になっているので簡単に服用することができます。なめるのが苦手な場合はかみ砕いていただいて大丈夫です。

空腹時は避けてください。

 

 

 

頭痛薬で有名なこちらも飲めます。

【第(2)類医薬品】 イブA錠(60錠)エスエス製薬

 

年齢
1回量
1日服用回数
成人(15歳以上)
2錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
15歳未満
服用しないでください。

タイレノールよりも解熱効果が高いです。小粒で飲みやすいのでするんと服用できます。日ごろの頭痛や生理痛で服用している方も多いのでは?空腹時は避けてくださいね。

 

 

熱もひどいけど頭痛もする…「痛い」の症状もひどい人はこれ。


【指定第2類医薬品】バファリンルナi 20錠

 

年齢
1回量
1日服用回数
成人(15歳以上)
2錠
3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
15歳未満
服用しないでください。

 

熱だけでなく、頭痛もするし節々もいたい…。こちらのお薬は痛みの元と痛みを伝達する部分にも効いてくれるお薬です。

 

 

成分で確認

 

インフルエンザの際に服用できる成分を列挙していきます。

 

・イブプロフェン系

・アセトアミノフェン系

・ ロキソプロフェン系

 

この中でいちばんやさしい成分は「アセトアミノフェン系」です。

10代のお子様や、鎮痛剤を飲んで胃が荒れやすかったり気分が悪くなったことがある人は「アセトアミノフェン系」のお薬を選択してください。

 

いずれも症状を抑えてくれるだけで治してくれるわけではないので、お薬が効いても決して無理はしないでくださいね。必ず病院で診てもらってください。

 

飲んじゃダメなお薬は?

 

インフルエンザは普通の風邪とは違い「インフルエンザウイルス」によって症状が出ています。「なんでもいいから適当に飲んでおこう」と判断を誤って解熱剤を飲むと、成分によってはインフルエンザ脳症を引き起こしてしまう危険性があるため気をつけましょう。

 

くろ
このお薬は飲んじゃだめだよ!!

 

 

市販薬ではこの2種類に気を付けてください。

ACE処方のものは大体パッケージに大きく書いてありますので見ればお分かりいただけると思います。

 

不安なことがある場合は迷わずお店の人に聞いてくださいね。

 

 

おわりに

 

私が去年かかったインフルエンザは全然熱が出ませんでした。まさに普通の風邪と同じ症状で、そのときインフルが流行っていたからなんとなく怖くて総合風邪薬ではなく今回記事に書いた「インフルエンザでも飲める市販薬」を飲んでいました。

 

連勤が終わってやっと病院に行けたころには、もう治りかけのインフルエンザでした。

お医者さんも言っていましたが、最近のインフルエンザは熱が出にくいのも特徴みたいでただの風邪だと勘違いしてしまう人も多いのだとか。

 

インフルエンザ脳症は子供の病気だと言われますが、大人もかからないとは言えません。間違ったお薬を選んでリスクを負わないように気を付けてください。

 

うたがわしいけど病院に行けない…なんて人は今回の記事を参考に病院までのつなぎのお薬選びをしてくださったら嬉しいです。

 

お薬選びについて気になることがあれば市販薬のことならわかりますので、当ブログのお問い合わせフォームかツイッターで質問いただけると幸いです。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

くろねこ

登録販売者としてお薬を販売している気まぐれ女子。 登録販売者をはじめ、栄養士、英検準2級、化粧品検定1級、医療秘書などの資格を持つ。知識をつけるのが好き。無作為に情報収集をしている。アニメ、イラスト作成、ゲーム、料理、雑貨、メイク、ファッション、歌、占いなどが好き。多趣味。