

日本人の8割が悩まされているストレートネックが若い人の間で急増中。日中の何気ない姿勢のせいでじつは自分が気付かないうちになっていることがほとんどなのです。
なんだか最近首の筋が張っている気がする…肩が痛い…友達から顎が前に出ていると言われた…などなど思い当たる節はありませんか?
私はストレートネックな上に巻き肩で猫背なので頭痛や目の奥の痛み、肩こりに悩まされています(;´・ω・)
記事の後半に整体に行った際の私のストレートネックの状態の写真を載せていますので、私みたいにならないように注意してください…。
というわけで、今回はストレートネックによる悪影響や、改善方法などを記述していきますので最後までお付き合いください。
Contents
ストレートネックについて知ろう!
別名スマホ首、テキストネックと呼ばれているストレートネックは、わかりやすく言うと人間の頭を支えている頸椎がまっすぐになってしまいカーブが失われてしまう症状のことをさします。
一般的に猫背が原因だといわれており、本来であればゆるやかなカーブをえがいて私たちの頭を支えてくれている頸椎なのですが、スマホやパソコンを前傾姿勢で長時間扱うことによって知らず知らずのうちにまっすぐになっていってしまうのです。
ざっくりとですがストレートネックのイラストを描いてみたのでこちらをご覧ください。


イラストの青と赤の部分が頸椎を表しています。左側が正常な人、右側がストレートネックです。ストレートネックの方はイラストのように頸椎が一直線になっています。
私たちの頭の重さは体重の約10%を占めると言われています。体重が50㎏だとしたら頭の重さは5㎏ありますから、それを首が支えていると考えると相当な負荷がかかっていることがうかがえますね。
しかし前傾姿勢だけが原因というわけではなく、ほかには
- スポーツ障害
- 加齢
などの原因も考えられます。
私の場合は仕事中のレジ打ちや料理中の前傾姿勢と趣味のゲームが原因です…(;´・ω・)
ストレートネックによる悪影響
頸椎がゆるやかなカーブをえがいているのは、頭の重みを緩和するためです。
そのためカーブが失われてしまうと首周りの筋肉が常に引っ張られ緊張状態になり、頭の重みがダイレクトに負担になって、頸椎をはじめたくさんの神経を圧迫して「肩こり」「首の痛み」「頭痛」「めまい」ひどい場合には「つい間板症」や「頚椎症」になる恐れがあります。さらには「自律神経失調症」など、まさかストレートネックが原因とは思えない病気にかかってしまう可能性があるのです。
病気もそうですがきれいな洋服を着ているのに猫背でストレートネックだど台無しになってしまいますね…。
ストレートネックの自己診断
整体に行ったときに整体師さんに自己診断方法を教えてもらいました。
- 壁に背を向けて直立します
- 壁に「肩甲骨」と「おしり」と「かかと」をくっつけます
- この状態で自然に後頭部が壁にくっついているかチェック
後頭部が壁につけば正しい姿勢を保てています。壁についてない場合はどのぐらい修正すれば壁につくのかチェックしてみてください。
きつい場合はかなりストレートネックが進行しているので要注意。
ストレートネックの治し方
頭痛や肩こりなどは一時的にお薬で緩和できますが頸椎がまっすぐになっているという症状はお薬では治しようがないです。また、その場しのぎでお薬を永遠に使用し続けるのはよくないので、やはり根本的にストレートネックを改善していくほかないと思います。
日常生活を見なおす
気を抜いた時に知らず知らずのうちに猫背になっていませんか?まずは自分の姿勢を意識することが大切です。
普段の姿勢は胸を張って顎を引くことを意識します。
立った状態でスマートフォンを見る際に無意識で自分の楽な姿勢になっていると思うので、しっかり胸を張り、手をなるべく上にあげて顔が俯かないように心がけてください。
デスクワークの際は椅子の高さを見直し、顎が前に突き出ないようにつとめましょう。
両者とも長時間画面を見る場合は意識的にストレッチを心がけましょう。
ストレッチを習慣にする
朝起きた時や寝る前など、意識的にストレッチすることをおすすめします。一番いいのは首のストレッチを行い、固まった首のこりをほぐすことです。
整体師さんに教えてもらった方法を記述します。
- イスに深く、姿勢よく腰掛けます
- 身体はまっすぐ、首の動きにつられないように意識します。
- 右回りと左回りに3回ずつ首を大きくまわします。
なるべく大きくゆっくり行うことが大切だそうです。
また、猫背の方は同じように前と後ろに大きく肩を回すストレッチも行ったほうが良いとのことでした。
整体に行く
これは私の場合ですが、まずは自分の状況がどの程度のものか知るべく整体に行きました。自己診断では悪いことがわかっていたのでプロに診てもらおうと思いまして…(笑)
結果、若さで保ってるだけで相当よくないと怒られました(;´・ω・)
説明だけではわかりづらいということで…画像をご覧ください。


整体師さん曰く、本来なら耳と肩の位置が一直線にないといけないそうなのですが、ご覧の通りもう目も当てられないほどですね…。壁立ちしたときも肩が壁につかず、すぐに巻き肩だと診断されました。
30分ほど施術していただいた後がこちら。


一回の施術でここまで変わるとは…さすがプロ。
整体師さんもどや顔でした。
とはいえ整体はお金もかかるため、今の自分の状態を知るためや正しい姿勢、ストレッチの方法を教えてもらうためになど、スペシャルケアとして提案します。
枕を変えてみよう
仕事の都合上日常生活で改善するのは難しい方は眠るときに枕で改善する方法もあります。
高すぎる枕で寝ているとストレートネックを悪化させてしまう場合があるので枕は早急に見直してほしいです。
一応使ってよかった枕のサイトを載せておくのでよかったらご覧ください。
逆に知らない人はいないのでは?というくらい有名なマイまくら。祖母にプレゼントしたところ「肩こりが楽になった」と大変喜ばれましたので皆様にもぜひ使用していただきたいなと思いました。
日本初のオーダーメイド枕。専用のマイまくら測定器で、頭~首・背中までのライン、かかる圧力を測定し、一人ひとりにぴったりのオーダー枕を約1時間で製作してくれます。
マイまくらのありがたいところは、購入後のメンテナンスを全国の店舗でずっと無料で行ってくれるところで、3年前に祖母にプレゼントした枕もメンテナンスしていますので買った当時と変わらないクオリティで愛用できているそうです。
こちらは買ってはいないのですが、お子さんをお持ちの方におすすめしたいなと思って載せておきます。
子どもネックフィット枕
実際私も物心ついた時から自宅にゲームがあり、任天堂のゲーム機はファミコン~switch、歴代の本体を全部持っているほど、小さい時からゲームにはまっていました…。
これからプログラミングの授業も必修科目になるそうなので、お子様の姿勢の悪さや、首・肩こり、頭痛など健康への影響を気にする方に使って頂きたい枕です。


おわりに
私自身かなり悩んでいるストレートネック…数年前から薬を飲んでも全く効かない頭痛を発症して悩んでいたのですが、整体に行ってからは頭痛が来るスパンが長くなり「ストレートネックが原因だったのか」とはじめてそこでわかりました。
仕事中はレジ打ちなどでの前傾姿勢、帰宅後は料理や趣味のゲームなどでの猫背で慢性的になってしまっています。
どうかみなさんには生活に支障が出るほどの症状に見舞われてほしくないので、意識的に改善していただきたいなと思いました。
私も頑張ります。猫背でどんなにかわいい服を着ても美しくないので…(;´・ω・)
たまにはスマホをいじらずに空なんか見上げてみるのもいいかもしれませんね。
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